明石先生が勧めて下さった『花神』。
上巻、中巻、下巻の3部作になっていますが、明石先生は特に中巻を勧めて下さいました。
読んでみたら、上巻に続き中巻も納得が続きます。
「物を考えるときは、モロモロの事物や事象のなかから本質を抽出し、それを記号として抽象化して考えると、大変便利がよろしい。(p407)
単純化する。
これができれば、思考しやすいということです。
ただ、難しいのは本質を外さないことです。
本質部分を単純化するから分かりやすいのです。
算数で言えば、その昔は「+」や「-」の記号がありませんでした。
言葉で記していました。なので、計算の結果を出すのがなかなか大変でした。
ところが、算数としてこれが肝だ!という所を記号化したら、その後の人たちは式という形で自在な思考を得ています。
同様なことが、道徳でも起きていたことに気がつくと、道徳への見方が変わります。
何を単純化するのか。
どう、単純化するのか。
そこを考えて進めることも、私の行う仕事の一つなのだろうなと思っています。
所々ではできるのですが、まだまだ勉強不足です。
『花神』を読み、自分の思いは方向としてはいい線いっていると思った次第です。
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